悪天候ドライブのコツ
雨のドライブはキケンもいっぱい降ってくる
街をドライブしていたら、ポツリポツリと雨粒。はやく帰らないと洗濯物が!なんてソワソワ運転はストップ。雨降りのドライブには、いつもと違う危険が多くひそんでいます。
その要注意ポイントのひとつが、歩行者。傘をさすと視界がせまくなり、クルマへの注意も不足しがちになります。
特に降りはじめは、濡れないように慌てて行動するため、車道への飛び出しも考えられます。また雨の日はドライバーの視界もかなりダウン
目に見える情報だけに頼らず"もしかしたら…"と予測しながら運転することが肝心です。
雨の日のドライブで気をつけること
★昼間でも視界が悪い!
雨の日は、想像以上に視界が悪いもの。歩行者や対向車に自分の存在を知らせるためにも、昼間からヘッドライトをつけて走りましょう。
★道路に水たまりが!
歩行者に水がかからないように、対向車に注意してよけるか、徐行をするといった心づかいが大切です。
★ぬれた道はすべりそう!
急ブレーキ、急ハンドルなど、「急」のつく動作はすべて×。スリップする恐れがあります。晴れの日よりもゆっくり運転を心がけて。
山道でとつぜん霧がでてきた〜!
くねくねした山道を運転していたら、とつぜんの霧!胸はドキドキ、目の前は真っ白、どうしたらいいか分からない・・・、考えただけでもコワーイ状況
そんな時、はやく霧の道を抜けたいばかりに、あせって走り続けるのはかなりキケン。心をおちつかせて、慎重に行動することがとても大切です。
霧は山道だけではなく季節や地域によっては、街中でもとつぜん発生することがあります。でも、キチンとした対処法を覚えれば、大丈夫。安全に走れるはずです。
霧の中のドライブで気をつけること
★霧で前が見えない!
ヘッドライトをハイビームで点灯すると霧に光が反射し、かえって視界が悪くなることも。必ずロービームでつけましょう。フォグランプがある場合は、フォグランプ゚をつけましょう。
さらに視界が広くなって安心です。また、前を走るクルマのテールランプやセンターライン、ガードレールなど、まず目印を見つけることも安全運転につながります。
★視界ゼロのときは・・?
待避所でひとやすみ。視界ゼロに近い濃霧の場合、ハザードを出して安全な路肩や待避所に停車しましょう。急な霧は、早く晴れるので、一休みするのがベスト。
雪道ドライブには事前準備を
朝、起きたら道路に雪が積もっている・・・。不安だけど、他の車も走っているから、大丈夫!!なんて、いつもどおり元気にクルマを発進させると、さあ大変。
雪道は、乾いた道路とは違いツルツルとすべり、スリップしてしまいます。発車も加速も停止の時も、注意深くゆっくりと行ってください。
また、雪深いところでは、チェーン規制もおこなわれます。通常のタイヤのままでは、運転できません。寒くなったら、クルマも冬支度。準備万端が、あなたのドライブを快適にしてくれます。
雪道のドライブで気をつけること
★専用のタイヤを装着しよう
雪道を運転するなら、必ずスノーチェーンを用意するか、スタッドレスタイヤの装着を忘れずに。
★まずはクルマの除雪
クルマ やウィンドに積もった雪は取り除かなければ発進できません。あらかじめスノーブラシを用意しておきましょう。
★急発進禁止!
オートマチック車は、アクセルを踏まなくても徐々に動き出すクリーブ現象を使って発進しましょう。
★走行はワダチの上を
路肩が雪で隠れてしまって見えないときは、ワダチ(車輪の跡)を目安に走行しましょう。
ガラスが曇っちゃった!
★ひんやりと寒い日。とつぜんフロントガラスが曇ってしまったら…
<デフロスター>エアコンのデフロスター機能(モード切替のひとつ)を活用。乾いた風でガラスの曇りがスッキリします。
★後方を確認したいけれど、後ろの窓がまっしろ! そんな時は…
<リアデフォッガー>リアウィンドが曇ったときは、デフォッガースイッチを押しましょう。ガラスに埋め込まれた熱線が曇りを解消してくれます。
さらに快適度UP機能
★ワイパーだけでは前が見えにくい!と、困らないために…
<撥水ガラスコート>ガラスについた雨水を水玉状にして視界を良好にします。ディーラーで純正の撥水ガラスコートを施工してもらいましょう。