メンテナンスの基礎知識

梅雨の前に (1)ワイパーの交換時期は?

★キレイに拭き取れなくなってきたら、ワイパーのゴム部分を交換しよう!
ワイパーの拭き取り部分はゴム製で、交換が必要な消耗品です。たとえば歯ブラシは、毎日使っているうちに毛先が開いてきて、1カ月ぐらいで新しいものと交換しますよね
同じように、ワイパーのゴム部分も劣化し、だんだんキレイに拭けなくなってきます。そのままにしておくと、雨降りのときの視界も悪いまま。とってもキケンです!
「拭き取りにムラが出てきた」 「拭き跡が残る」 「ワイパーを動かすと変な音がする」
こんなとき、早めに新品に交換しましょう。


梅雨の前に (2)油膜を落とすには?

★雨の日の視界を悪くする「油膜」。専用クリーナーでないと落とせません!油膜除去にはどんな方法があるかしら?
☆手軽にキレイに!
スプレー式の油膜除去剤をフロントガラスにシューッとするだけで視界良好使いやすさは抜群!ただ、雨で薬剤が流れていくので効果は一時的…
☆しっかり落とす!
コンパウンド゙(研磨剤)を含む油膜除去剤をフロントガラスにかけ、スポンジで油膜を削り落とすようにゴシゴシ磨きましょう
水をかけたとき、弾き返すようならまだ油膜が残っている証拠。強めに力を入れてキレイにしたら、撥水剤をかけて完了
☆プロにおまかせ!
お店では、油膜取りなど頼れるサービスを受けることができますよ!気軽に相談してみましょう


スマートキーが反応しないときは?

★スマートキーの電池が切れたら、すぐに電池を交換しましょう!
スマートキーが反応しない!壊れちゃったのと焦らなくても大丈夫!それは、電池が切れているだけかもしれません
すぐに電池を交換しましょう。もし替えの電池がない場合も、スマートキーに内蔵されているメカニカルキーで対処できるから、慌てないでくださいね
☆ドアの施錠・解錠
スマートキーに内蔵されているメカニカルキーで右にまわすと施錠、左にまわすと解錠されますよ
☆エンジンをかけるとき
運転席に座り、ブレーキペダルをふみながらスマートキーでエンジンスイッチにふれます。緑色のライトが点いたら、ブレーキペダルを強くふみながらエンジンススイッチを押しましょう。
★スマートキーの保管にも注意!
家電製品などの電磁波によって電池の消耗が早くなることがあります。TV、PC、携帯電話などからは1m以上離して保管しましょう。


クルマの地デジ化、準備は万全?

★カーナビのテレビも専用チューナーなどで地デジ化しよう!
まだまだ先だと思っていた地デジ化も、始まりました。
自宅のテレビは準備OK★という人が多いかもしれませんが、ドライバーのみなさんはカーナビのテレビの地デジ化もお済みですか? まだという人は、マイカーの地デジ準備をしておきましょう。
★お手軽に地デジ化したいなら…
今お使いのカーナビに地デジチューナーを取り付けよう!さらに最新版のナビソフトで地図も一緒に更新できますよ
★新しい物好きなら…
地デジ対応のカーナビに買い換えて、気分も一新させちゃおう!
★クルマの乗り換えを検討しているなら…
最新ナビの付いた新車で地デジ化完了!


タイヤがすり減っていませんか?

★タイヤの溝は、安全運転に欠かせない!
走るたびにすり減っていくタイヤ。タイヤと路面の間の水はけを良くする、排水溝の役割をしている表面の溝の深さが十分にないと、ブレーキをかけても止まりにくくなったり、
雨の日にハンドルが効かなくなったり、カーブでスリップしやすくなったり、大変危険です
★「スリップサイン」が出るまで
タイヤがすり減っていたらキケン すぐに交換してもらいましょう!
摩耗によるタイヤの使用限度は、溝の深さが1.6mm以上。その目安として現れるのが、溝がとぎれるスリップサイン※です。タイヤのサイドにある▲マークの接地面6ヶ所に出てきます
1ヶ所でもスリップサインが現れたタイヤは、法令によって使用が禁止されています。すぐにカローラのお店で交換してもらいましょう
スリップサインの確認の仕方が分からない場合は、点検の際などに、カローラのお店のスタッフに聞いてみてくださいね
※スリップサインって?
タイヤの溝が1.6o以下になると、そのタイヤの限界がきたことを警告するサインのこと。スリップサインそのものは、タイヤの側面に入っている△マークが示している、タイヤの溝が他に比べて浅くなっている箇所のことを指します。


夏休み♪長距離ドライブ前のオイル点検

エンジンオイルは人間でいうと血液と同じ役割。劣化してドロドロになると故障の原因にも!また、オイル量が多すぎると燃費を悪化させ、少なすぎるとエンジンを傷める場合もあります。
半年に1回、もしくは5000キロ程度の走行を目安にオイル交換しましょう
★自分でオイル点検にチャレンジ!用意するものは、白い布(ボロキレ)だけでOK!
1.レベルゲージ゙を引き抜き、拭く エンジンの横あたりにあるレベルゲージ゙という棒状の器具を抜き取り、布やティッシュなどで拭きます
2.レベルゲージ゙をもとに戻す 量を正しく測定するために、もとの位置にしっかり戻しましょう。
3.再びレベルゲージ゙を抜き、量を確認 レベルゲージ゙の先端についた「H(ハイ)」と「L(ロー)」のマークの間にオイルが付着していればOK
その間にオイルが付着しなかった場合は、多すぎるか少なすぎる可能性がありますカローラのお店できちんと点検してもらいましょう。
4.オイルの状態も確認 白い布などにオイルを染み込ませ、異物が残る場合や真っ黒になる場合はオイル交換が必要です。
※点検はエンジン始動前か、エンジンを停止して5分以上立ってから行いましょう。
交換が必要なとき、自分では分からないときは、カローラのお店に相談して、こまめに点検しましょう


バッテリーがあがったらどうすればいい?

ライトの消し忘れ等によるバッテリーあがりの対処には、ブースターケーブルというカー用品が必要。万一に備えてクルマに積んでおきましょう
1.バッテリーがあがったら、まず電気を供給してもらえる救援車を探します 作業前に必ずエンジンは停止しておきましょう。
2.エンジンルームを開け、自車と救援車をブースターケーブルでつなぎます
(1)自車のバッテリーの+端子に赤いケーブルをつなぐ。
(2)救援車のバッテリーの+端子に赤いケーブルをつなぐ。
(3)救援車のバッテリーの−端子に黒いケーブルをつなぐ。
(4)自車のエンジン付近の金属部分(ボルトなど)に黒いケーブルをつなぐ。
3.救援車のエンジンをかけ、自車のバッテリーを充電 少し高めのエンジン回転数で数分間キープした後、自車のエンジンをかけましょう。
4.自車のエンジンをかけます エンジンがかかったら、ブースターケーブルをつけたときと逆順で外します。
※間違って接続すると、火花が散ったり、バッテリーが爆発したり等、危険をともないますので十分注意をしましょう。


タイヤはいつ交換すればいい?

タイヤ交換はいつ頃していますか?ガソリンスタンドで声をかけられた時?雨の日にスリップした時?タイヤは走行中に磨耗していきます。
交換時期を過ぎたタイヤを使用し続けるのは大変キケンです交換の目安を知って、自分でもチェックしてみましょう!
★タイヤの交換が必要かどうか、溝の深さやゴム質の状態で確認!
タイヤの溝に出るスリップサイン 交換時期の目安のひとつが、溝がとぎれるスリップサイン。摩耗によるタイヤの性能の低下を示すサインであり、そのまま使い続けるとキケンです
→スリップサインについて詳しくはコチラ
タイヤ側面のヒビ割れ 側面に現れるヒビ割れは、ゴム質が劣化している証拠。タイヤの寿命のサインです。スリップサインが出ていない場合でも新品と交換しましょう
★新品のタイヤも点検が必要!
新品のタイヤは走行距離約100kmを目安に空気圧点検を受け、タイヤのナットも締め直してもらいましょう
また新品のタイヤは滑りやすく、道路となじむまで約100km(スタッドレスタイヤの場合は約200km)の走行距離が必要。いつも以上に安全運転に心がけましょう


クルマ点検のタイミング

★定期点検を適切に受けて、 安全&快適なカーライフを実現
大切なマイカーに乗り続けるためには、定期的な点検が必要。法律で定められた車検や法定点検のほかにもトヨタのお店で行っている無料点検なども受けて、マイカーの健康をしっかりチェックしましょう
[点検のタイミング(3年目までの目安)] 新車購入
<1ヵ月目・6ヵ月目>無料点検 車内やエンジンルームなどを点検!
<1年目・2年目>法定点検 外から見えない部分も細かく点検!
<1年6ヵ月・2年6ヵ月目>日常点検  エンジンオイルや、タイヤの溝の減り具合等、日常点検もプロにおまかせして、快適で安全なカーライフを楽しみましょう♪
<3年目>車検 安心!便利!お得!の3拍子が揃うトヨタのお店での車検がおすすめ。プロの目線から、将来の故障の原因になりそうなところまで徹底的にチェック


車検はクルマの健康診断!

★ボディから内部の細かい部品までチェック&メンテナンス!
クルマの部品の中には、走るごとに擦り減ったり、時間とともに劣化したりするものもあります。クルマにとっての健康診断である車検ですみずみまで点検し、安全・快適なドライブを楽しみましょう
【車検で点検するのはココ!】
室内点検…ブレーキの効き具合など、安全な走行の要となる部分を点検。
エンジンルーム点検…エンジンオイル、バッテリーなどクルマのパワーの源となる部分を点検。
下まわり点検…クルマの下にもぐり、オイルの漏れや部品の緩みなどがないか点検。
外まわり・足まわり点検…走行時の衝撃を吸収するサスペンションやブレーキ装置などを点検。


カーナビの「地図ソフト」、更新してる?

★カーナビに新しい道を記憶させよう!
あれっ!?カーナビの地図にはない道に出ちゃった…このまま進んでいいの?
カーナビの表示と、実際の道やお店などが違っていて、困ることってありますよね。適なドライブのためにも、カーナビの「地図ソフト」を定期的に更新することをおすすめします
★最新スポットにも迷わずスイスイ〜
トヨタでは、毎年2回、春と秋に新しい地図ソフトが発売されています。新しく開通した道路だけじゃなくて、話題の最新スポットなども収録されています。ドライブがもっと楽しくなるはず
カーナビの種類によって、ソフトや更新方法が異なります。


エアコンを使うとなんだかにおう!?

★においの原因は何?
車内の掃除をしても何だかにおう・・そんなことありませんか?
エアコン使用時にホコリや花粉を取り除いてくれるエアコンフィルターは、使い続けていると汚れが溜まり、においの原因になることがあります。また、エアコン内部のエバポレーター(空気を冷やす部品)に付着したカビ菌等が原因のことも
★どうしたらいい?
汚れたエアコンフィルターの交換や、エバポレーターのお掃除が解決策です。専門知識を持ったカローラのお店で相談しましょう。専用のメニューがあって安心です効果は目安として約半年間続きます。
定期的にメンテナンスして快適な空間をキープしましょう


フロアマットのクリーニング

★キレイは足元から♪
車内で一番汚れやすいフロアマット。汚れが目立たなくても、実際は砂や泥、枯葉に雨水、食べこぼしなどがいっぱいニオイの原因にもなるので、定期的にクリーニングしましょう。ここではフロアマットの水洗い方法を紹介します
〈用意するもの〉 洗車ブラシ・布・シートクリーナー(クルマの布専用のクリーナーがおススメ)
〈クリーニングの5ステップ〉
1.マットを車外に出し、はたいてゴミを落とす
2.シートクリーナーをふきかける
3.クリーナーを広げるように、洗車ブラシでブラッシング
4.すすぎ 水をかけながらブラッシング
5.乾燥 水をきってから、乾いた布で水分をとる。干して完全に乾かす。
これであなたも足元美人