車の税金の基礎知識

固定費として気になる車の税金に関する基礎知識を紹介していきます。

軽自動車の増税

消費税を8%に上げた時に自動車取得税を軽減し、平成27年10月の消費税率10%引き上げにともない廃止が予定される自動車取得税の代替財源として、総務省が同じ地方税の軽自動車税の税率引き上げを検討しています。
現在は排気量に応じた自動車税と軽自動車税の税額を、燃費を考慮した基準に変える案がでてきています。

現在の軽自動車税は7200円、普通車の場合は1000cc未満で2万9500円、1500cc未満で3万4500円と軽自動車はかなり割安になっています。

今年度上期での自動車の販売台数は100万台を突破し、そのうち全体に占める軽自動車の割合は40.1%に達しました。
そこに政府が目を付けたのでしょう。
軽自動車が人気なのは車両価格が割安で、燃費も良く、税金も安いという点です。
また地方の車が必須な地域ではセカンドカーとして、女性や高齢者が運転するのには丁度いいのです。
一世帯に複数の車を所有している家庭にとっては、わずかな増税でも負担は大きくなります。

まだ増税が検討され始めたばかりではあるが、今後この話題には注目していく必要があります。